経営企画と広報の視点から、社員満足度向上を目指す
―小倉さんの普段の業務と個人のミッションについて教えてください。
小倉氏:私は財務が主務で、経営企画室で広報を兼任しています。主に管理会計や財務会計の業務が中心ですが、広報としてホームページや会社案内の制作なども行っています。また、経営企画側として、社員の満足度向上と、安心して楽しく働ける環境づくりもミッションの一つとして担っています。aruku&の導入も、このミッションに沿った取り組みの一つです。
社員の声から生まれた、健康とコミュニケーションの新施策
―aruku&導入の背景を教えてください。
小倉氏:きっかけは年1回のリーダー合宿での提案でした。若手社員の生活習慣病リスク増加が課題となっていました。また、コロナ禍で従来の社内イベントが開催できず、新しいコミュニケーション手段を模索していました。そこでオンラインでのウォーキングイベント実施が案として上がり、健康増進と社内イベントの一石二鳥を狙ってaruku&の導入を決めました。
使いやすさと管理のしやすさ、コスパも抜群のaruku&
―aruku&を選んだ理由は何でしょうか?
小倉氏:主に3つの理由があります。まず、社員のスマートフォンの機種に関わらず使いやすい点。次に、イベントの設定や結果集計が容易な管理画面。これは無料トライアルでも事前に使い勝手を確認できました。そして、従業員が300人未満の中小企業向けのU300応援特価のコストパフォーマンスが良かったこと。これらの要素が、私たちのニーズにぴったり合致しました。
80%超の参加率!健康意識と一体感を生み出すワンチーム
―導入後の効果について、具体的に教えてください。
小倉氏:企画内容に加えて特に事前告知に力を入れたところ、イベント参加率が80%を超え、250人の社員のうち約200人が参加するようになりました。例えば6月15日スタートのイベントなら、4月頃からポスター作りを始めます。5月初めからオフィスや社員寮にポスターを掲示し、さらに社内チャットツール上でもしつこいと思われるくらい繰り返し告知をしました。イベント1週間前からはカウントダウンを始めて、みんなの期待を高めていきました。参加することによって社員の健康意識も明らかに向上しましたね。
また、団体戦は部署毎の一体感を高めるために複数のチームで歩数を競い合うような企画や、会社全体の一体感を生むために全社「ワンチーム」で1つの目標を目指す企画も行いました。
歩数の上位にプレゼントする個人賞とは別に、できるだけ多くの社員がAmazonギフトを受け取れるよう、毎回、工夫したチーム賞を設けることで、社内の一体感が生まれ、社員と会社の距離感も縮まったように感じます。
日常的な健康習慣の定着から、総合的な社員満足度向上へ
―今後の目標についてお聞かせください。
小倉氏:まず、社員の皆さんが歩くことを日常的な習慣として定着させることが目標です。また、他の健康施策とも連携し、食事や睡眠なども含めた総合的な健康管理にaruku&を活用したいと考えています。他にも、企画への参加を通じた若手社員の満足度向上、従業員体験の充実化を目指しています。若い子たちに積極的に参加してほしいなと思っていて、福利厚生や社会貢献活動にもつなげたりして、aruku&で行う様々な企画を通じて『会社って楽しいな』と感じてもらえるような取り組みを増やしていきたいですね。