学食やファミリーレストランでもカロリー表示を導入するところが増えてはいますが、問題はカロリーだけではなくて、中身、なんです。
一方は、私の大好きな炭水化物が70%、脂肪は20%という構成の高糖質食(低脂肪)。そしてもう一方は、脂肪が70%で、炭水化物が20%という、先程のものとは裏返しの高脂肪食です。
どちらも約800カロリーで、タンパク質は同じ10%です。
※私がだいたい食べているのは、本当はもう少しタンパク質が多めで15%ぐらい、脂肪が15%ぐらいです。
まず高糖質食には脂肪が17.3グラム入っていましたが、連続で測定しますと、3時間後、13.3グラムが燃えました。体にまだ4.0グラム残っています。
一方、高脂肪食には60.5グラム入っています。しっかり食べたから体も脂肪を使うんですが、3時間後、21.0グラム燃えて、まだ約40グラム残っています。
高脂肪食には、高糖質食の10倍の脂肪が残っている、という状況です。
同じカロリーのものを食べたのに、高糖質食は体に4グラムの脂肪がつき、高脂肪食には40グラムの脂肪がつく。
100回この食事を重ねれば、高脂肪食では4キログラム太るのに、高糖質食は400グラムしか太らない。
どちらの食事を選ぶか、答は明白です